ドラマ「半沢直樹」の第4話で瞬間視聴率30％超 高視聴率の理由 [ドラマ]
8月4日放送のドラマ「半沢直樹」の第4話の視聴率が発表された。
ナント、瞬間ではあるが30％を突破した。
平均でも27.6％と今期ドラマでも最高視聴率を記録した。
今期というよりも、近年のドラマでは「家政婦のミタ」につづく快挙。
確かに、おもろいし、爽快感もある。
しかし、なぜここまで視聴率が高いのか？
その理由として、昨日の「そこまで言って委員会」で、金さんがこんなことを言った。
「水戸黄門と同じ」
自分の罪を人になすりつけたりと、上司陣は「越後屋」のポジションで
巧妙に罪を逃れようと半沢を陥れようと画策するが、最後には覆されてしまう。
その辺が、「水戸黄門」の最後の印籠でスカッとする展開と酷似している。
まあ、金さんが言いたかったのはこんな感じだった。
まあ、言いたいことはわからなくもないけど、水戸黄門も末期は低視聴率に苦しんだ。
そしてシリーズも終了した。
と考えると、理由はそれだけではなさそう。
原作は池井戸潤の小説だが、「下町ロケット」や「鉄の骨」ほどのベストセラーではなかった。
オレバブシリーズとして2巻発売している。
ほかの池井戸小説は読んでるが、この作品は読んでいないので原作の良し悪しはここでは言えない。
他の要因は、やっぱり役者陣だろうと思う。
実力派の俳優陣を起用したのがヒットの要因のひとつと俺は思っている。
まず、主役の堺雅人はドラマ「リーガル・ハイ」でも早口でまくしたてる役を好演。
そのイメージがあるので「半沢直樹」役もすんなりと受け入れられた。
次に、無能と呼ばれる上司の方々も良い感じの配役。
あまり知らない役者さんだけど、自分のことは棚に上げて半沢を陥れようとする小物臭がとってもよく出ていて、主役を食わない程度がとてもいい。
さらに、視聴者から見れば、かなりの憎まれ役で半沢が「倍返し」「10倍返し」すると非常に気持ちがいい。
コレは役者が良くないと成立しない。
ヒール役が憎まれないとこういうドラマは成立しない。
と考察してみる。
ヒットの要因はひとつではなく、複数の要因がうまく絡まないといけない。
「半沢直樹」は原作、脚本、役者と 様々な要因があると思う。
TBSの夏ドラマで力を入れていた『ぴんとこな』は低視聴率で爆死した。
歌舞伎をテーマにした人気マンガをドラマ化したもので、ジャーニーズの玉森某を主役にした。
初回も2時間枠で放送されたが、初回から視聴率は一桁。
「半沢直樹」とは正反対の結果になった。
この結果を見れば配役は大事だと解る。
演技もできないアイドルを主役にしたドラマは視聴者に見限らていると思う。
フジテレビの月9から始まったこの悪しき慣習はそろそろ改めないと日本のドラマは低俗の一途になるだろうね。
しかし、逆に役者がひどすぎて視聴率を上げたドラマもある。
『町医者ジャンボ！！』だ。
あまりにひどすぎて「ジャン棒」と揶揄された。
2chやツイッターでそのあまりに酷い棒っぷりが話題になって視聴率が上がった。
コレは、特異な例ですが。
視聴率が上がったのは『コワイモノミタサ』でありドラマの正当な評価ではない。
最後に、高視聴率男になった堺雅人の次の作品は「リーガル・ハイ」の続編に決っている。
さて、フジが作る続編、またはリメイクは尽く爆死している。
「リーガル・ハイ」をどのような味付けするのか楽しみでもあり不安でもある。
ドラマ『半沢直樹』で上戸彩「ブチ切れ」堺雅人の要求に脚本家困惑 [ドラマ]
夏ドラマで視聴率TOPの『半沢直樹』に夫婦役で出演中の堺雅人と上戸彩。
上戸彩は"小物扱い"されブチ切れ。
堺雅人はもっと長いセリフにしてくれとスタッフに要求し脚本家が困惑しているとか。
詳しく書くと、
上戸彩のブチ切れの原因は出番が少なくて、台詞も少なくて、「小物扱い」にブチ切れしたらしい。
プライベートでも昨年、EXILEのHIROと結婚したが、ふたりとも多忙のため子作りする暇がなくてイライラ。
その2つが重なって今回の「ブチ切れ」騒動になったようです。
元々、このドラマ主人公の妻役は重要な役回りではないようですね。
小難しい専門用語が出てくるドラマなので、その解説に使われるシーンとか息抜きのシーンが多い模様。
一方の堺雅人はドラマ『リーガル・ハイ』『半沢直樹』とまくし立てる役が連続して、
今こういう役にハマったらしく、もっとセリフを長くして欲しいとスタッフに要求したそうです。
脚本陣もその要求に答えるべくセリフを長くしたのですが、NGもなく難なくこなしてしまった堺雅人は、もっと、もっと長くしてくれと要求したそうです。
堺雅人自身もこういう役がはまり役だと感じたのでしょうか？
確かに、まくし立てる役をさせたらダントツだと思えますです。
しかし、もっと長セリフのシーンが多くなると上戸彩のシーンが少なくなっちゃうのでは？
と、心配になってしまいます。
コレ以上、上戸彩が切れると『倍返し』の仕返しが怖いですね。
フジ連ドラ 視聴率全滅 ｜ 『救命病棟24時』も江口降板で視聴率下落！ [ドラマ]
夏ドラマでもフジテレビの苦悩はつづく。
月9の視聴率低下に歯止めがかからないと報道されたばかりなのに、今度は『全滅END』が報じられたフジテレビの夏ドラマ。
最後の砦とされた『救命病棟24時』も江口洋介さんの降板も大きく第3話で視聴率14.9％と遂に15％を切ってしまった。
夏ドラマではテレビ朝日の医療ドラマ『DOCTORS２』があり視聴者がそちらに写った模様とネット記事では書かれています。
自分も２話観てあまりのつまらなさに呆然。
３話の放送日は実は忘れてて観ていない。
江口洋介さんが降板しても、松嶋菜々子の『ミタ効果』を当て込んだのかは知らないが、
その効果はなかった模様。
『救命病棟24時』とは言いながら松嶋菜々子以外は新キャストで、主役だった江口洋介がいないのだから、もはや別のドラマ。
視聴者はスーパードクターの進藤先生が見たいのであって、板挟み状態の小島楓先生が見たいのではない。
話が面白ければ、出演陣は割と豪華なのでそこそこの視聴率はとれたと思うのです。
初期の『救命病棟24時』の執筆陣が『DOCTORS２』を書いて、視聴率が高いのも頷ける。
話が面白く無いとダメってこと。
月９『SUMMER NUDE』はふるくさいと不評。
火10 『スターマン』は話題にもならない。
水10 『ショムニ2013』も江角マキコ以外全とっかえで不評。
木10 『Oh My Dad!!』織田さん起用も面白く無い、子役がキモいと不評。
こうしてみてみると過去に視聴率が高かった続編は、もはや別のドラマ。
その他は決定的に脚本がダメ。
コレでは、視聴率は取れないでしょうね。
フジテレビは斜め上を見ているのか、どこかズレてますね。
秋ドラマでは『半沢直樹』が好調の堺雅人のドラマ『リーガル・ハイ』の続編を放送するようですが、どうなんでしょうね。
